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嵐のロゴに込められた想い:デビューから20周年までの進化とファンとの絆

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嵐のグループ名とデビュー当時の「ロゴ」概念

嵐は1999年にハワイで結成・デビューした5人組アイドルグループです。グループ名「嵐」には大きく2つの由来があります。1つ目は「世界中に嵐を巻き起こす」という抱負で、もう1つは五十音順やアルファベット順で最初の文字「あ」・“A”から始まることで「頂点に立つ」という意味です。このようにグループ名そのものがコンセプトを表す強い言葉であり、デビュー当時は特定のロゴマークこそありませんでしたが、グループ名自体が彼らの象徴でした。デビュー曲「A・RA・SHI」のジャケットなどでも、グループ名がデザインとして大きく扱われ、文字そのものが嵐の“ロゴ”代わりだったと言えます。当初は統一されたロゴマークはなく、その時々のデザイン(例えばCDジャケットのタイトルロゴや番組タイトルロゴ)で「嵐」という名前が様々に表現されていました。

10周年で誕生した公式ロゴマーク

そんな嵐に転機が訪れたのがデビュー10周年のタイミングです。2009年、結成10周年を記念してグループ初の公式ロゴマークが誕生しました。このロゴマークは、漢字の「嵐」をデフォルメしたデザインで、頭頂部が王冠のような形になっているのが特徴です。実はこのマーク、嵐のリーダー大野智さんが発案・デザインしたもので、当時放送されていたテレビ番組『嵐の宿題くん』の中でメンバーにより制作秘話が語られています。2008年末から1年間かけて、嵐はファンクラブ会員への感謝企画として大野さんデザインのロゴ入り直筆サイン色紙5000枚を用意しました。メンバー5人全員が心を込めて色紙にサインを書き、シリアル番号まで入れた特別な記念品です。この色紙は抽選でファンクラブ会員に配られ、ここで初めて公式ロゴマークがお披露目されました。

ロゴデザインに込められた意味

10周年記念ロゴは漢字の「嵐」をモチーフにしつつ、上部を王冠の形にアレンジしたユニークなデザインです​。王冠にはもちろん「頂点に立つ」という意味合いが込められており、ファンの間では「嵐は王様だったんだね!あの『山』の部分が王冠になってる!」と話題になりました。実際、漢字「嵐」の上にある「山」偏が王冠のようにデフォルメされていて、嵐のメンバー5人を頂点に輝く存在=王者になぞらえているようにも見えます。またロゴ全体を見ると顔のようにも見えるため、ファンからはこのロゴ自体が“嵐くん”というキャラクターとして親しまれることもあります。事実、後述する20周年時にはロゴに「目」が描き込まれ笑顔のキャラクターのように表現されており、デザインに遊び心が感じられます。

公式ロゴの初披露とその反響

この王冠マークのロゴは、2009年発売のベストアルバム『5×10 All the BEST! 1999-2009』から公に使用されるようになりました​。アルバムジャケットやツアーグッズに大きくあしらわれ、嵐の新たな象徴として一気に知名度がアップしました​。それまで統一したシンボルがなかった嵐にとって、初めてできた“顔”とも言える存在です。ファンからは「かわいい!」「嵐らしいロゴ!」と好評で、メンバー自身も愛着を持っている様子でした。実際このロゴは特許庁に商標登録もされ公式に保護されており​、嵐のブランドマークとして大切に扱われています(商標権者は所属レコード会社のジェイ・ストーム名義ですが、デザインを手がけた人・会社について公式発表はありません​)。以降、嵐の公式グッズや映像作品のパッケージなど様々な場面でこの王冠をいただいた「嵐」ロゴが用いられていくことになります。

ロゴの活用と変遷:ファンクラブから最新活動まで

10周年を境に誕生した嵐のロゴは、その後の活動の随所で活用され、時にはアップデートも行われています。ここではファンクラブやグッズでの展開、そして周年ごとのロゴの変遷について見ていきましょう。

ファンクラブ会員証やグッズでの展開

公式ロゴ導入後、まず大きく変わったのがファンクラブ会員証のデザインでした。結成10周年を機に、会員証のデザインは刷新されます​。以前の会員証はシンプルなものでしたが、リニューアル後のカードは銀色のメタリック調で透明感のあるオシャレなデザインになりました​。カード中央には大きく「ARASHI」の文字が配置され、その字体は会報(ファンクラブ会報誌)に印刷されている嵐のロゴと同じデザインです。古くからのファンが持つ旧会員証と比べ、新デザインは「格好良くなってる!」と話題になりました。実際に受け取ったファンからは「シルバーでしかもスケルトン!なんでこんなカッコいいの!?」という驚きの声も上がっています​。一方で「昔の会員証も味があって良かったのに…」と惜しむ声もあり、ファンにとって会員証デザインの変更はちょっとしたニュースになりました。

グッズ面でも、このロゴは大活躍しました。コンサートグッズや公式グッズでは嵐マークとして定番のモチーフになり、キーホルダーやペンライト、Tシャツなど様々なアイテムにプリントされています。ロゴの色にも特に決まりはなく、アイテムによって様々なカラーで表現されています。たとえばメンバーカラー(大野=青、櫻井=赤、相葉=緑、二宮=黄、松本=紫)に合わせて5色展開されたものもあり、ファンは自分の推しメンバーの色の嵐ロゴグッズを身につけて応援していました。こうしたグッズごとのカラーバリエーションも、シンプルなモノクロだったデビュー当時から考えれば大きな進化です。身近な持ち物に嵐のマークがあることで、ファンにとって嵐をいつも感じられる存在になっていました。

「5×○○」シリーズと周年ロゴの系譜

嵐の歴代ロゴを語る上で欠かせないのが、周年記念のロゴデザインです。嵐は結成5周年ごとにベストアルバムをリリースしており、そのタイトルにはメンバー5人×活動年数を意味する数字が用いられてきました。例えば2004年(5周年)には『5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004』、2009年(10周年)には『5×10 All the BEST! 1999-2009』、そして2019年(20周年)には『5×20 All the BEST!! 1999-2019』を発表しています​。この「5×○○」という表記は、それぞれ5人で○年という年月の積み重ねを表現しており、嵐とファンの絆の長さを象徴するものです。ロゴデザイン上も、「5×10」「5×20」といった文字が大きくあしらわれ、周年ごとのテーマカラーや装飾が施されました。

特に20周年記念のロゴでは、先述の公式ロゴマークとのコラボレーションが実現しています。**「ARASHI Anniversary Tour 5×20」**のロゴには、10周年で生まれた王冠マークと「5×20」の文字が組み合わされ、ゴールドを基調とした華やかなデザインとなりました。さらに20周年時にはファンクラブ会員向けに記念品が贈られましたが、その外装箱に描かれた嵐マークには細かな仕掛けがありました。ロゴの中の“目”の部分が数字の「20」になっており、ニコッと笑った表情に見えるデザインだったのです。

これは「20年間応援してくれたファンへありがとう」の気持ちを表す遊び心で、ロゴの下には英語で「Thanks to Everyone」のメッセージも添えられていました。

長年親しまれたロゴに20の数字を紛れ込ませる演出に、ファンも「細かいところまで粋!」と感激したものです。

コンサートごとのロゴ演出と印象的なエピソード

嵐は毎年のコンサートツアーやイベントごとに、そのテーマに沿った個別のロゴやビジュアルデザインを打ち出してきました。ツアータイトルロゴは各公演の世界観を象徴する重要な要素であり、ファンにとっても思い入れの深いビジュアルが多数存在します。ここでは特に印象的だった例をいくつか振り返ります。

  • 「ARASHI LIVE TOUR Popcorn」(2012-2013) – アルバム『Popcorn』を引っ提げて行われたこのドームツアーでは、その名の通りポップコーンをモチーフにしたユニークなロゴが登場しました。嵐の5人がポップコーンマンというキャラクターに扮しており、ツアーロゴにもポップコーンのイラストがあしらわれています。コンサートではメンバーが巨大なポップコーンの被り物をして登場し、会場を沸かせました。グッズでもポップコーン型の入れ物やマスコットが販売されるなど、ロゴから演出、小物まで一体となった遊び心溢れる世界観がファンの記憶に残っています。

  • 「ARASHI BLAST in Hawaii」(2014) – デビュー15周年の節目に、嵐はデビュー会見の地であるハワイで記念公演「BLAST in Hawaii」を開催しました。「BLAST」ロゴはヤシの木や虹などハワイらしいモチーフと嵐の文字を組み合わせたカラフルなデザインで、南国の開放感とデビュー時の初心を彷彿とさせる仕上がりでした。さらにこの公演では、当時の公式ロゴ(王冠マーク)も随所で活用されています。続く「BLAST in Miyagi」(2015年)では、スタジアムのセンターステージ中央に巨大な嵐マーク型のセットが組まれ、その王冠部分の高い位置に青い衣装を着た5人が姿を現す演出がありました​hamaara.blog41.fc2.com。嵐のシンボルの上にメンバーが立つ光景は圧巻で、テレビのワイドショーでも取り上げられファンを大興奮させました​hamaara.blog41.fc2.com

  • 「ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 『untitled』」 – 意味深なタイトル『untitled』(無題)を掲げたアルバム・ツアーでは、ロゴも**「untitled」と二重鉤括弧で囲まれたシンプルな文字デザイン**になりました。白と黒を基調としたミニマルなロゴは、“何にも縛られない嵐”を表現しているようでした。しかしステージでは逆に多彩なパフォーマンスが繰り広げられ、最後はメンバー5人がお互いに腕を組んで円になり「未完」(=untitled)を完成させるという演出で締めくくられました。ロゴのシンプルさとコンサートの内容との対比が印象深く、ファンの間でも話題となりました。

  • 「ARASHI Anniversary Tour 5×20」(2018-2019) – 先ほど触れた20周年ツアーです。ロゴには**「5×20」の文字とともにゴールドの装飾が施され、豪華さと感謝の気持ちが表現されました。特筆すべきは、このロゴがコンサート会場だけでなく空の上でも輝いたことです。日本航空(JAL)と嵐のコラボ企画で、嵐の写真を描いた特別塗装機「20th ARASHI THANKS JET」が就航しました。その機体には「ARASHI Anniversary Tour 5×20」のロゴ**もしっかりと大きく描かれており、メンバーも「僕らの20周年のロゴを特別に入れていただいて嬉しい」とコメントしています​。ファンにとって、自分たちの愛するグループのロゴが描かれた飛行機が日本中の空を飛ぶ姿は誇らしく、まさに嵐が全国に“嵐”を巻き起こしている象徴的な光景でした。

ロゴが物語る嵐の歴史

嵐のロゴは、単なるデザインの変遷以上にグループの歴史と想いを物語るシンボルです。デビュー当初から掲げた「嵐を巻き起こす」という決意、10周年で生まれた初の公式マークに込められた頂点への願いとファンへの感謝、そして20年の歩みを経てますます深化した絆…。それらが歴代ロゴの一つひとつに表れています。

ファンにとってもロゴは大切な宝物です。ライブ会場でロゴ入りのグッズを手にした時の高揚感、アルバムジャケットのロゴを眺めて感じる作品ごとの思い出、テレビ番組や広告でロゴを見かけて胸が熱くなる瞬間――嵐のロゴは常にファンと共にあり、喜びや驚きを共有してきました。特に王冠をいただいた「嵐」マークはすっかりお馴染みの存在となり、コンサート映像のスクリーンにカラフルな嵐マークが笑顔で映し出されると、それだけで会場が一体となるような不思議な力を持っています。

2020年末をもって嵐はグループとしての活動を休止していますが、嵐のロゴは今も色褪せずファンの心に生き続けています。 長年の活動の中で培われたロゴのバリエーションやエピソードは、嵐とファンの絆の証そのものです。これから先、いつか嵐が新たな風を起こす日が来たなら、またあのロゴマークが輝きを増して私たちの前に現れることでしょう。嵐の歴代ロゴを振り返ることで、その歩みと想いに改めて思いを馳せることができます。嵐のロゴには、嵐というグループが巻き起こしてきた奇跡と物語がぎゅっと詰まっているのです。

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