竹野内豊主演!!話題の4月フジテレビ月9新ドラマ『イチケイのカラス』のあらすじや見逃し配信サイト紹介!!

フジテレビ系列で2021年4月5日から放送を開始する4月新月9ドラマ『イチケイのカラス』。毎週月曜日夜9時〜の放送となっています。

民放連続ドラマでは、初めて刑事裁判官を主人公とした作品で、東京地方裁判所第3支部第一刑事部(通称:イチケイ)の刑事裁判官・入間みちおを竹野内豊さんが演じます。

自由奔放で型破りなみちおに振り回されながらも、真実に近づくために奔走するイチケイメンバーの活躍を描く新感覚リーガルエンターテイメントです!!

この記事では、竹野内豊さん主演の『イチケイのカラス』のあらすじを紹介していきます。

ネタバレを含みますので、閲覧に注意してください!!

キャスト紹介

月9ドラマ『イチケイのカラス』の主要キャストを紹介します。

〜イチケイのカラス〜主要キャスト
  • 入間みちお:竹野内 豊
  • 坂間千鶴:黒木 華
  • 石倉文太:新田 真剣佑
  • 井出伊織:山崎 育三郎
  • 浜谷澪:桜井 ユキ
  • 一ノ瀬糸子:水谷 果穂
  • 川添博司:中村 梅雀
  • 城島怜治:升 毅
  • 日高亜紀:草刈 民代
  • 駒沢義男:小日向 文世

詳細な人物相関図はこちらから

第1話 あらすじ

エリート裁判官の坂間(黒木華)は、東京地裁第3支部第1刑事部(イチケイ)に配属された。

坂間は、堅物で融通の効かないタイプの人物であり、本人もそれを理解しているようだ。

赴任初日に、中学生の法廷見学の質疑応答を対応することになった坂間は、中学生たちの質問に答えていたのだが、その中に1人大人が混じっていた。

その男性の言動にイライラする坂間は、質疑応答後に学校に抗議すると怒り散らすのであった。

事務所に戻った坂間は、そこに先程の男性がいるのを見つけて取り押さえ、不法侵入だと叫ぶのであった。しかし、その男性は入間みちお(竹野内豊)という判事であった。

坂間は、支部を立て直すために最高裁判事の日高(草刈民代)によって送り込まれたのであった。

坂間が担当する最初の裁判は、長岡という大学生が江波という議員を暴行したという傷害事件を合議制で行うものであった。裁判長は入間が担当となった。

第1回公判。長岡は自分から殴っていないと主張しだした。

長岡の父親は、江波議員の秘書をしており、2ヶ月前不正献金疑惑が持ち上がったところで、電車に飛び込んで自殺したということになっていた。

長岡は強硬に父親が自殺していないと主張するのであった。

入間はその話を聞いて、頭を悩ませ、これまでの経緯が大切だと語り出す。長岡の父親が自殺なのか事故なのかをはっきりさせないといけないと職権を発動し、捜査・現場検証を行うと宣言した。

「全て分かった上で、この裁判に関わった全員が納得できる判決を下したい。これは譲れない」と入間は語るのであった。

検証になることをイチケイでは「入間っちゃう」と言われているようである。

現場検証を行った入間は、日を改めてもう一度検証しようと言い出すのであった。

2回目の現場検証が長岡の父親が亡くなったのと同じ日の同じ時刻に行われた。

再開発工事と高架上の道路の騒音で、電車の近づいてくる音が聞こえないということが分かった。当時は踏切の遮断機が壊れていたので、電車に気づきにくい状況であったことが分かった。

被告人の長岡は父親と翌日に食事に行く約束をしていたために、自殺ではなく事故だと信じていたが、相馬という女性の目撃証言で、自殺だと判定されていたのである。

入間は、第2回公判で相馬と江波議員から証言を聞こうと提案する。

そして、第2回公判が行われる。

江波議員は、長岡の父親が不正献金を行っていたことを認め、電車に飛び込んで自殺したと証言した。

相馬という女性も長岡の父が自ら電車に飛び込んだという旨の証言を行った。

検察側は、長岡の父親は自殺で間違いないと主張し、必要のない調査をしたことで江波議員らに迷惑もかかっていると、検察側が抗議する旨を宣言した。

第2回公判後、最高裁判事の日高が支部に現れ、江波議員と検察から抗議があったので、裁判長を交代するようにと伝えに来たという。

しかし、入間は裁判長の交代を拒否するのであった。

入間は目撃証言をした相馬から、もう1度証言を聞きにいくという。

その前に相馬はミチコに会いにいくというので、坂間はそれについて行った。ミチコは入間が石倉の家に預けている犬であった。

ミチコの散歩がてら踏切の事故現場を訪れていた。その近くの公園で入間はある少女に出会う。翌日その少女と鉄棒をしているとその少女の母親の相馬が現れた。

そこで入間は相馬の娘が何かを隠さないといけない状況に置かれているのではないかと相馬に問いかける。相馬の娘は何か胸に支えを抱え苦しんでいるようであった。

第3回公判で、入間は被告人の長岡に真実を伝える。

長岡の父親が相馬の娘が電車に気づかずに引かれるのを助けようとして、電車に引かれて亡くなったのだった。

相馬は、入間たちに真実を伝えていたのであった。

ではなぜ相馬は虚偽の証言をしたのだろうか。相馬は江波議員から長岡の父親は自殺したのだと証言しないと職場に迷惑がかかることになると脅され、それに従っていたのであった。しかも、職場も斡旋されていたのである。

事実無根だと主張する江波議員に検察が不正献金疑惑の再捜査をするという旨を明言したことにより、苦虫を噛み潰したような顔で裁判所から立ち去っていくのであった。

入間は、相馬の娘が拾っていた腕時計を長岡に手渡し、長岡に言い残したことはないかと問いかける。

長岡は、父親を侮辱した江波議員をどうしても許せなくて、江波議員を自分から殴ったことを認め、嘘をついたことを謝罪した。

入間は「これで正しい判決がくだせる」というのであった。

第3回公判後、入間、坂間、駒沢は判決に対して合議を行った。

判決は懲役1年6月、執行猶予付きで3人は合意に至るのであった。

「イチケイのカラスになれ、坂間千鶴」と入間は語るのであった。

11年前、入間に裁判官になるように進めたのは、現イチケイの部長の駒沢であった。11年前、入間に何があったのだろうか。

第2話 あらすじ

料理研究家の深瀬瑤子(前田敦子)は子供を虐待してケガをさせたとして、有罪判決を受けていた。

坂間は、日高から最高判事の事務総長の香田を紹介されていた。香田、日高の2人は、入間の問題行動が目立つようであれば、人事に報告をあげるようにという指示を出していた。

翌日、入間に問題行動を改善するように迫る坂間であったが、いつもの調子でのらりくらりとかわされる。

そこに部長の駒沢が合議制で扱いたい案件があると声を掛ける。

内容は深瀬の裁判の差戻し裁判であった。深瀬は虐待を否認して控訴したが、最高裁は差戻してきた。第1審の判決を下したのが、香田の息子であったため取り扱いが難しいので差戻してきたのだろう。

駒沢が裁判長に指名したのは入間であった。

そして、第1回差し戻し公判が開催される。なんと傍聴席には第一審で判決を下した香田の姿があった。

深瀬は虐待はしていないと否認を貫く。

深瀬は育児に悩み、うつ状態になっており、子どもが泣き止まないのに苛立ち、体を過度に揺すって虐待したのではないかという疑いがもたれていた。

SBS(乳幼児揺さぶられ症候群)だと診断した医師の話を聞く中、疑問をもった入間は、他の専門医の話を聞いたら、どういう判断になるのかと、尋ねると「10人中10人が正しいという」と答えた。

それを聞いた入間は、「では10人に聞いてみましょう」と次回10人の医師を呼ぶことを決めるのであった。

第2回公判、10人の医師に診断を仰いだ入間に、医師たちは外傷をおった日から症状が出るまでの間に3日間程度の幅があった可能性があると返答をした。

それを聞いた入間は、職権を発動し、裁判所主導で事件発生から3日前まで遡って調べると宣言した。

早速、入間と坂間は、深瀬の夫に話を聞きにいくのであった。事件の3日前は託児所に子どもを預けており、その託児所の保育士は深瀬の夫の元交際相手であったという。入間はその保育士を裁判に呼んで話を聞くことにするのであった。

第3回公判、保育士の小野田を裁判に呼んで尋問が開始された。小野田は、ネットに中傷記事を作り、深瀬を非難していた。

その事実が発覚して、疑いの目を向けられ取り乱す小野田に、入間は落ち着くように伝え、どんなことでもいいので、当時何か気になることはなかったかと尋ねた。

すると小野田はその時、子どもが体調不良だったので病院に連れていったが、いつもよりもかなり長く診察時間が掛かっていたと証言した。

なんとその診断をしていた医師こそが、最初にSBSを診断した足立という医師であった。

それを聞いた入間は、足立医師を裁判に呼び、再度証言してもらおうとするが、足立はその呼びかけを拒否し、入間たちと会うことを避けていた。

病院に乗り込んだ入間は、足立には会えなかったが、看護師から前日の夜、香田裁判官と揉めていたという証言を得た。

足立と香田は高校と大学の剣道部の先輩後輩であり何か裏があるように感じさせられた。

入間は足立と香田両方に話を聞くことを決め、病院に向かったが、足立医師はドイツに向かってしまっていた。

入間たちは急いで手続きを行い、足立医師を空港で捕まえようとするのであった。

そして時は流れて、第4回の公判が行われ、香田裁判官が召喚された。

入間は香田に尋ねる「裁判官にとって一番大切なものは何か?」と香田は「間違えないことだ」と答えたが、入間は「間違えないことではなく間違ってしまった時に間違いを認めることが大切だ」と語り、「あなたは第一審で間違いを犯してはいませんか?」と尋ねた。

香田は「私は間違えていない」と答えたので、入間はもう1人の証人である足立医師の召喚を宣言した。

証人尋問に現れた足立医師は、診察をした時に深瀬の子どもが診察台から落ちてしまったと証言した。足立はドイツに行き、自分の診察が間違っていないかを確認してきたという。その結果、三日前の外傷が原因でSBSではないという診断が出たのであった。

それを聞き、入間は即日で無罪の判決を下すのであった。

そして、入間は深瀬に謝罪をし、感謝の念を口にする。

裁判終了後、香田裁判官が入間と坂間を叱責しにしたが、入間は歯牙にも掛けなかった。

後日、香田事務総長が謝罪に訪れ、香田裁判官は懲戒処分にすると伝えるのであった。

日高に坂間は入間の処分は必要ないと伝える。日高と入間は昔の殺人事件の裁判で因縁があるようであった・・・

第3話 あらすじ

部長の駒沢は悩んでいた、なぜ自分が自費出版した本がネットで売れないのかと。

一方、入間はイチケイの仲間にどうしたらアインシュタインになれるのかという質問を投げかけた。坂間は民事部に誘われており、坂間自身も裁判官にとってはエリートコースの民事部に移動したいという希望を駒沢に伝えていた。

そんな時に新たな裁判の案件がイチケイに送られてくる。今回の裁判も駒沢は入間に裁判長を任せるが、入間は駒沢の様子がおかしいことを気にしていた。刑事裁判官にとって一番きついことが関係しているのではないかと入間は語った。

そして、第1回公判を迎えた。被告人は駒沢を見て反応を見せていた。被告人の藤代は、ガラス工房に娘を通わせていた被害者の妻に思いを寄せてちょっかいをかけていたが、それを被害者に気付かれ口論になり被害者を殺害して遺体を燃やしたという事件であった。

被告人には前科があり、それを裁いたのは駒沢であった。犯罪グループから金を強奪しようとした藤代は、反抗の際に犯行グループに見つかり揉み合いになり相手を殺害したというものであった。

駒沢は被告人に質問を投げかける。なぜ罪が重くなることが分かっていたのに、被害者を燃やしたのかと問いかけた。藤代は被害者の妻を愛していたと語り、元犯罪者には生きにくい社会なのだと付け加えるのであった。

公判を終えた駒沢は、自分のデスクに戻り、かつて藤代が送ってきた手紙を読み返すのであった。そして坂間に証拠品の中に不自然なものはないかと調べるように指示を出す。すると入間が一つ不自然なものを発見したと言い出すのであった。なんとそれは水溜りであるという。

そして迎えた第2回公判。入間は水溜りの有無により実況見分が2回行われたのではないかと被告人の藤代に確認した。

藤代は犯行時刻の記憶が曖昧であったので2回行ったと答えた。

入間は検証の検証を行おうと3回目の現場検証を行うという決断を下す。

事件当日、20時ごろ被害者の野上から藤代に連絡があり、ガラス工房で会うことになったという。22時頃に口論になり犯行に及んだと藤代は自供した。

しかし、被害者の家から工房に行くための道は、19時〜24時まで工事が行われており矛盾点が露見した。

それを受けて、藤代は自分の記憶違いを認め、警察も自供と状況証拠を中心に指示立てを書いたので、裏付ける証拠はなかったのである。

第3回公判。被害者の娘は藤代のことを信頼しており、将来自分も藤代と同じガラス職人になりたいとまで言っていたということを藤代は証言した。

笹原署は藤代の足取りを不見当であると返したが、実は被害者が妻である女性警察官のDVを働いていた可能性があり、その妻が事件に関与していた場合に警察の大きな失点になると考えた警察は裏どり捜査をしていなかったのである。

入間たちは藤代の元保護司に話を聞きに行った。すると、藤代を支えていた女性がいたことが発覚した。その女性の正体こそは知らないものの、自首や更生に大きな役割を果たしていたということであった。

藤代の服役中に何度も面会にきていたその女性の正体は、なんと被害者の妻である野上なおであった。

そして迎えた第4回公判。検察は警察の提出した資料に誤りがあったあったとして、新たな資料を提出した。新たに提出された資料は、被害者の車を運転する藤代が写されたものであった。

その証拠品を見て、野上なおは自分が夫を殺したと言い出し、入間はそれを一度制す。

そして、真実を語るように促すのであった。

そこで語られた真実は、野上の娘が被害者を殺害してしまい、それを隠滅するために藤代がその後の処理を行ったというものであった。

なんと、野上の娘は藤代と野上の間の子供であった。

駒沢が感じた違和感はやはり正しいものであったということであった。

それを受けて、入間は疑うことの重要性を坂間に語るのであった。

一旦、坂間もしばらくは刑事裁判官を続けることを決め、今回は終話となるのであった。

第4話 あらすじ

坂間の元を妹の絵真が訪れた。

絵真は姉の結婚を心配していた。少し騒がしくしてしまったので、下の入間が様子を見に坂間を訪ねてきた。

絵真と入間は意気投合し、話が盛り上がり夜中まで話をしていた。坂間はいい加減に帰ってくれといい、入間を追い出そうとする。坂間とのやりとりを見て姉の仕事姿に興味をもった絵真は、翌日坂間の裁判を傍聴しにいくことにする。

坂間の仕事姿をみる絵真は傍聴マニアたちに坂間がこき下ろされてることを知ってさらに心配になっていた。

そんな時に合議制で扱いたい案件があると部長の駒沢が声をかけてきた。内容は少年事件で、望月少年が東京ドリームランド遊園地から売り上げを奪い、逃走中にお金をばら撒いたという事件であった。被疑者が少年ということもあり非常に難しい事件だと駒沢は話した。

入間の推薦もあり、今回の裁判の裁判長は坂間が勤めることになった。

そして迎えた第1回公判。

被疑者の少年望月は、取り調べから黙秘を貫いていた。坂間の問いかけにも全く答えない少年に戸惑う坂間であったが、入間からの横やりで傍聴席は何だか盛り上がっていた。

望月は両親を失くし、施設で育っており、どんな少年なのかを知るために坂間と入間たちは望月の育った施設を訪れていた。

そこで、望月と兄弟のように育った滝本と吉沢と会い、入間たちは話を聞くのであった。2人はあまり望月のことを語りたくはなさそうで、なかなか望月がどのような人物なのかを聞き出せずにいた。

迎えた第2回公判。ピアニストとして期待されていた吉沢は、1年前に東京ドリームランドのジェットコーズターの事故により左手に麻痺を追ってしまっていた。坂間はそれを逆恨みした犯行ではないかと望月に尋ねる。

なんとその時、被疑者の弁護人はうたた寝をしていた。それを一喝した坂間にようやく、望月は言葉を発し、「クソだ、法律なんてクソだ」と話した。

この状態では判決が下せないのではないかと、入間や駒沢、検察も再捜査が必要だと話し、坂間は職権を発動し、捜査を行うことを宣言せざるを得なくなってしまう。

坂間は捜査方針として、1年前の東京ドリームランドの事故を再度調べることと、お金を奪ってからばら撒くまでの空白の3時間を調べることとなった。

一年前の事故は弁護士の稲垣により過失が内容にでっち上げられていた。そんな弁護士の様子を見て、怒りに震える坂間であった。

次に坂間と入間は望月に面会するために拘置場を訪れていた。坂間は、犯行前の不可解な行動を望月に問いかけるが、望月は何も語ってくれなかった。

そんな中、事件当時の防犯カメラの映像を調べる入間たちは、ある映像を見つける。

第3回公判でその映像を被疑者に見せた坂間は、望月に尋ねる。「なぜ滝本とあっていたのか?」と。滝本に事情を聞くと語る坂間に、望月は土下座をして早く判決を下してくれと、坂間に懇願する。

坂間は心に葛藤を抱えながら、吉沢と滝本に尋問を行う。

そこで検察が語る事件の真相は、吉沢の手を治す手術代を手に入れるために、望月と滝本が協力して行ったものであった。3人はお互いを庇い合って真実を隠していた。真実が明らかになった後、吉沢は望月の罪が軽くなるように坂間たちに懇願するのであった。

坂間は判決をどう下すかを迷い、判決を下す前日の夜を過ごすが、絵真に励まされて当日の裁判に望む。

そこで坂間は望月に、滝本が逮捕されたこと、吉沢の手術がキャンセルされたことを語り、判決を下した。坂間は、望月に面と向かって向き合い、望月にこれからの人生へのエールを送るのであった。

坂間は裁判後に入間に優しい言葉をかけられ、泣き崩れるのであった。

その後、入間は知人の弁護士に頼み、東京ドリームランドの事件の民事裁判を行うことにし、坂間は3人が一緒に暮らせるようにとりはかってもらえるように関係各所に掛け合っていた。

次はどんな裁判がイチケイを待ち受けているのであろうか。

第5話 あらすじ

今回の裁判は、バレエ団の経営者がトレーナーと揉め、もみ合いの末橋から転落してしまったという事件であった。

そのバレエ団には、石倉の初恋の女性である恭子が在籍していた。石倉は悩んだ末、その裁判に参加することを選んだ。

公判当日、入間は食い逃げ犯の裁判を行い、バレエ団の事件は坂間が担当した。

バレエ団の事件の公判が始まり、事件の詳細が説明される。被告人の槇原はバレエ団を経営しており、そのトレーナーであった矢口をセクハラを理由に解雇していた。事件当日、その決定を覆すように迫った矢口を突き飛ばし、意識不明の重体としたというものであった。

その裁判の傍聴席に現れた入間は、なんと食い逃げの裁判とバレエ団の裁判をくっつけたいと言い出した。

2つの裁判をまとめることは併合審理と言われ、犯人が共通している場合などに採用される方法である。しかし、今回は食い逃げ犯がバレエ団の事件の犯行現場を見ていたことから併合審理にしたいと入間は言う。

そのポイントは、食い逃げの被告人が見たバレエ団の事件現場が食い違っているという部分であった。入間は見えていなかった部分が見えてくるのではないかと話す。駒沢は了承したが、2つの事件の真実を必ず明らかにするようにと念を押した。

第2回公判。食い逃げ犯の証言を確認するため、バレエ団の事件現場にもう1人いたという関係者を呼び寄せていた。しかし、その中には見た人物がおらず、裁判席にいた恭子を指差し「この人です」と言い出した。

その後、恭子に証言を求めた。恭子は事件当日バレエ団で練習していたと答え、2人の意見は食い違うのであった。

当然のように入間は職権を発動し、捜査をすると宣言した。

捜査を開始した入間たちは、バレエ団の関係者の証言に違和感が残ることと、橋の上を走る何かを発見した。

そして迎えた第3回公判。

事件当時の橋の上では、デコトラのイベントが行われており明るかったと言う。入間が確認した内容と食い逃げ犯の証言におかしい部分はないように思えた。

一方、バレエ団の関係者の証言は、2ヶ月前のことのなのに事件時のアリバイ時間だけ記憶が明確で作為的な印象を受けた。

その翌日、被害者のトレーナー矢口は知人から紹介された仕事を断っていたことが分かり、復職を迫って口論になったという事件の概要とは違っていることが判明した。

その日、石倉は直接恭子に会いにいき何かを知ったようであった。

遂に第4回公判が始まった。

なんと食い逃げ犯が、バレエ団の事件は見ていないと言い出した。

裁判所が混乱する中、入間は新たな証人を召喚する。その人物はなんと石倉であった。

石倉の証言は、恭子が股関節に怪我をしており、ある公演の1週間前の段階から踊れる状態ではなかったという。それを隠して当日のキャンセルにすることでチケット代の払い戻しを逃れたのではないかというものであった。さらに恭子の足の状態はかなり悪く、歩けなくなる可能性もあるというものであった。

石倉の証言後、槇原は矢口にそのキャンセルの件で脅されていたことを認めた。そして、恭子が逮捕されないように工作をしたことも認めた。

裁判後、石倉と恭子は学生時代当時、両思いであったことが分かった。

一方、次期最高裁判所長官に日高が内定したようであった。

次はどのような裁判が待っているのであろうか。

第6話 あらすじ

草野球の後、入間たちは石倉の家の蕎麦屋で打ち上げをしていた。そこに会合を終えた坂間と日高が現れた。

そこで入間は、志摩という男が被害を受けた窃盗事件を担当することを日高に告げる。

第一回公判。被告人の岸田という男は、泥棒という所業にこだわりを持っていた。前科お6犯あり、饒舌に自分の犯行のこだわりについて高らかに語るのであった。そこに入間が乗っかり、岸田はどんどん語りだす。

岸田は犯行前に綿密な分析を行い、お金の余っている家を狙っていた。そして人は絶対に傷つけないということを美学としていた。

しかし、岸田は今回の犯行では逃走で使う自転車を準備しておらず、入間は逃走時の部分に違和感を持っていた。

この裁判には日高と入間が対峙した12年前の事件が関わっているようだ。

12年前の事件で真犯人ではないかと入間が疑っていた志摩が被害にあった事件が今回の事件であった。

そんな中、今回の事件を調べていた記者が何者かに階段から突き落とされ、脳死状態になっているという情報が入ってくる。

それを聞いた入間は、目の前に存在するたくさんの謎を解明するため職権を発動し、裁判所主導の捜査を行うことにするのであった。

まず、入間たちは犯行後に岸田が持っていた荷物があまりにも重そうであったことから、明らかに被害届の出ているお金の重さとは思えなかった。

調査したところ、岸田が犯行後運んでいた荷物は約20キロ程度の重さと考えられ、カバンの中には現金2億円と同等の重さの何が入っていたのかが謎であった。

さらに、襲われた記者は国税庁の天下りについて調べており、志摩は天下りのコーディネーターのような役割を担っていたようだ。そして、捜査時に取り調べを担当した検事が早く送検するように働きかけていたことがわかった。

第3回公判。岸田は木彫りの彫刻を盗んだことを告白した。岸田は自分の量刑は2年6ヶ月で実刑が適当なはずなので、早く判決を出すように求めた。

そして、志摩が証人尋問に姿を現した。志摩はなんと入間のことを覚えており、志摩は入間を最高裁に抗議すると言い出した。入間はそれをどうぞと受け流し、話を進めた。

そこで検察が提出することを求められていた初回の取り調べを行った小宮山検事の取り調べ資料を検察が見当たらないと提出してこなかった。

圧力をかけて来たのは、12年前の事件の検事を担当していた中森次長検事であった。やはりこの事件には、何かしら12年前の事件が絡んでいるようである。

そこに、突き飛ばされた記者が亡くなったという連絡が入ってきた。

圧力をかけられ、まともに捜査協力できない検察が情報を持ってきた。なんと小宮山検事は警察より先に岸田を捜査しており、何か岸田と小宮山の間で取引が行われた可能性があるのではないかというのである。

そこで、入間は記者が襲われる当日に行っていた釣りの現場に、駒沢たちは防犯カメラの映像の捜査を行うことになった。

入間はその釣りに使っていた船の中から何やら証拠品のようなものを見つける。

第4回公判。

証人として召喚された小宮山検事に駒沢は防犯カメラの映像を見せる。そこには小宮山検事の後輩が岸田と接触している場面が映されていたが、そこから小宮山検事を問い詰めることができなかった。

そこで、入間は岸田に小宮山の後輩とのことを聞こうとした。あまりの入間のしつこさに岸田は本当のことを語り出す。

岸田が盗んだのは、本当は2億円であったこと、1000万円で岸田は小宮山の後輩から買収されたことを語った。

そこから、被害者の志摩がさまざまな企業の脱税を指南し、見返りを得ていたようだということが判明した。

12年前の事件の判決をひっくり返すような事実が出てきたことで、12年前の事件も再び動き出すのだろうか。

第7話 あらすじ

12年前の事件の再審ができる可能性が出てきた。

志摩が逮捕されたことにより、新たな検証ができる可能性が高まってきたからである。

被告人であった仁科の妹には、坂間の訴えは届かなかったように見えたが、入間の元同僚の弁護士の青山の説得もあり、再審請求が行われた。

検察は、即時抗告を行って再審を拒否すると方針を決めていたが、即時抗告書が出されることはなかった。担当検事の城島が、方針に背いて抗告書を出さなかったのである。

再審第一回公判。

裁判長を担当するのは、入間であった。裁判冒頭で入間は自分が裁判官を務めることによって中立性が保たれないと感じた場合は異議を唱えて欲しいと話した。

裁判で無罪を主張した仁科は、殺害現場から逃げていった人物を見たと主張しており、その際立ち去った可能性があったと思われた志摩の証人尋問は拒否されていた。

そして、真実を知るために入間は職権を発動し、裁判所主導での捜査で再検証をすると宣言した。

焦点は、志摩アリバイの信憑性と当時の関係者への聞き取りであった。

入間たちは、志摩元妻への尋問に行った。元妻は羽振りが良さそうで、志摩とまだお金の繋がりがあるように見えた。元妻と志摩は結託して証言のコントロールをした可能性があるようにも思えるのであった。

再審第2回公判。

裁判では徐々に真実に近づいていている感じがあり、明らかに検察が劣勢であるように見えた。すると検察は入間、坂間、駒沢をこの公判から排除するように、忌避申し立てを行うと言い出した。

それを裁判官側が拒否すると検察側は即時広告を行うことができるようになり、入間や坂間、駒沢が裁判から排除されるのは時間の問題であった。

そんな中、駒沢は当時の裁判の書記官であった友坂の話を聞きに行った。駒沢は友坂を説得し証言をしてくれるように働きかけた。

高裁は、日高の働きかけもあり、検察の即時抗告に早い対応をみせ、入間たちに残されたのはわずか1週間足らず、残り1回の公判のみであった。

そこで、入間は当時の検察官であった中森と裁判官であった日高を法廷に呼びたいと言い出した。

そして迎えた再審第3回公判。

最初に中森が召喚された。そこで、検事の井出が新たな証拠が提出された。それに基づいて井出が中森に尋問をしたが証拠が足りずに押し切ることができずに、中森にダメージを与えることができなかった。

そして、いよいよ日高の証人尋問が始まるのであった。

日高は毅然とした態度で望み、証言等の具体性がないと追求から逃げ切られてしまった。

最後の入間の渾身の問いかけも、日高に跳ね返されてしまった。入間は裁判官失格だと言い放たれてしまった。

裁判後、日高は中森に事の真相を訪ねた。

なんとその模様を日高は録音していた。日高は裁判で入間を一蹴したように見せかけ、中森を油断させ話を引き出したのであった。もちろん証拠としては認められるものではないが、一石を投じたことは明らかであった。

結果、志摩は警察の取り調べで、殺害を自供し、仁科には無罪判決が出ることになったのであった。

これで、入間が引きずってきた12年前の事件は一応の解決を見たのであった。

第8話 あらすじ

書記官の川添が痴漢として逮捕されたという知らせが入った。経緯は女性を痴漢した若い男を追いかけた川添が痴漢犯と間違えられたというものであった。

そんな時に駒沢が合議制で扱いたい案件があると話を切り出してきた。今回は書記官見習の研修生も一緒に話を聞くことになった。

案件の内容は、傷害事件で、坂間が単独審で審理していた主婦の塩川という万引きの常習犯が万引きの目撃者の山寺という女性を殴って傷害事件を起こしたと推測されるものであった。それで窃盗と傷害の2つの事件を併合して審理にあたることになった。

迎えた第1回公判。塩川の証言は驚きのものであった。なんと被告人の主張は、前回の万引きを目撃され報告されたことは全く恨んでおらず、今回は山寺が万引きをしようとしていたところを目撃してしまったので、注意をしようとしたら襲ってこられたので自分を守るために反撃したら怪我を負わせてしまったというのである。しかも、塩川と山寺はかつての恩師と教え子であった。

しかし、被害者の夫の証言は逆恨みで殴られたとなっており、2人の証言は喰い違っていた。どちらかが嘘をついていると考えられた。

審理後の話し合いで、入間は被告人の塩川は万引きの病気のなのではないかと言い出した。

現場検証を行った入間たちは、現場でいくつかの可能性に思い至る。被害者の旦那が被害者を殴ったという可能性もあるように思われたが、入間たちはとにかくあらゆる可能性をはっきりさせていくために調査を始めた。

そんな折に、被告人の娘のほたるがいなくなり、ある場所で発見されていた。

併合審理3日目。

証言台には被害者の夫が立っていた。夫は被告人が自分の妻を殴ったことに憤りを感じたという証言をしたが、被告人の娘が被害者の山寺に謝罪に行っており、それに被害者が涙していたことで記憶障害があるはずの被害者は何を考えていたと思うか、夫に尋ねた。

そこに召喚された被害者の山寺は、手紙で告白した。自分も塩川と同様の万引きの病、グレプトマニアであることを告白し、事件当日は被告人の証言通り万引きをしており、それを正直に夫に告白したところ、夫に幻滅されたことで自暴自棄になり自らの頭に石を振り下ろしたという。

裁判が始まる前には、記憶は戻っていたが、自分の夫が喜んでいたこともあり記憶が曖昧なふりをしていたが、被害者の娘の行動を見て、自分がすべきことをやらないといけないことがあると手紙による証言を行ったのであった。

入間は、被害者と被告人に勇気を持って「助けて」ということの大切さを語り、夫婦だからこそ分かりあうために心の声を言葉にすることが必要だと伝えたのであった。

被害者は裁判後、涙ながらに夫に助けを求め、夫はそれを受け入れていた。

塩川の量刑は3年の執行猶予のついた1年の懲役となった。再犯者としては異例の執行猶予付きであった。

川添の痴漢事件も真犯人が捕まり一件落着となった。

そして最後に遂に甥っ子が登場した。結構年配であった。

第9話 あらすじ

coming soon…

イチケイでは、裁判員裁判が行われることとなった。

内容は殺人事件で家政婦の高見が被害者桐島を殺害したものであった。6名の裁判員と2名の補充裁判員で行われることとなった。

裁判で見聞きしたことは、家族等に話をしてもいいが、評議の内容は外に漏らしてはいけないという。しかし、経験等をネットで語ることは守秘義務の対象外であるという。

そして、第一回公判が始まった。

検察が述べた基礎内容は、殺意を持って3階のバルコニーから破損している柵方向に押し、被害者を殺害したという内容でいた。

被告人は起訴事実を否認し、この裁判が容易でないことが予想された。

裁判員たちの検証はさまざまな方向からの発言が出て、議論はかなり脇道にそれたりしていたが、裁判員の心象は被告人は有罪だというものであった。

そこで駒沢は、全会一致の意見がない場合は多数決で判決を決めることになるが、その多数派の意見には少なくとも1人の裁判官が同意していることが必要であるという。

第2回公判終了後の検証。第2回公判は弁護側、検察側の証人尋問であった。

救命士などの発言は被害者にとっては不利なものであったが、被害者の娘が被告人を擁護する「信じている」という証言をしたことで、意見を変える裁判員も出てきた。同僚の家政婦も被告人の人となりにはいい印象の証言をしていた。

裁判員たちも判決を決めることに対して困惑し始め、議論が別の方向に向かっていた。入間たちはそんな裁判員を見て、いろんな立場の正義があり、被告人の気持ちを知りたいと思わないかと問いかけた。

そして、今の証拠だけでは判断がつかないのであれば職権を発動をしようと提案するのであった。さまざまな疑問が出てきて、それら全部を調べ直そうと入間は言い放った。

第3回公判終了後。無茶振りした捜査でいろんなことが見えてきたようだ。

ホームセキュリティに残されていた映像の音声が解析され、被害者と被告人がバルコニーで言い争っていたことがわかった。それについて被告人は黙秘したことで、そこから真実へとは迎えなかったが、被害者は1ヶ月前にテレビであるニュースを見て様子がおかしかったという。

長野県の山林で土砂崩れが起き、そこから頭蓋骨の陥没した男性の遺体が発見されたという報道であった。しかも、その男性の所持していたライターの配布先の店舗のクラブのママが被害者の元を訪れていたという。

もう一つ気になるポイントは、被害者の娘の心臓移植の時期と被告人の子供の亡くなった時期が一致している点であった。

そんな時、1人の裁判員が辞退を申し出てきた。人を裁く覚悟が持てないというものであった。入間たちはそれを受け入れ辞退は承認された。

そして、入間たちは問いかける被告人の心の鍵を開けるためにはどうしたらいいだろうかと。そこで出た考えは、被害者の娘にもう一度話を聞くというものであった。

第4回公判。やはり、被告人の娘の心臓を移植されたのは、被害者の娘であった。

それを知らされた被害者の娘は、予想は出来ていたと答え、それでも被告人を家族だと思っていると言い、山林で発見された男性が自分の父親だと知らされても、真実を受け入れると強く答えた。

次に証言台に立った被告人に、入間は黙秘しますかとと尋ねた。すると被告人は想いを捻じ曲げられたくないと答え、語り始めた。

被害者は、別荘で殺されかけた時に反撃して夫の頭を殴り、その場を逃げたという。途中で気を失ったが、通りがかりの人に助けられ一命を取り留めたという。その後別荘に戻ると夫は生きてはいたが、虫の息になっていたという。そのまま放置し、息絶えさせ近くの山林に埋めたという。遺体が発見されたことで、クラブのママが被害者を脅して金銭を要求してきたようである。

そして、被害者は事故に見せかけてバルコニーから転落したという。

被告人は、「助けを呼んだ方がよかったと思うか」と入間に尋ねられ「わからない」と答えた。

第5回公判で判決が下され、裁判員たちは被告人の判断をどう考えるかという意見を各々述べた。結局殺人罪ではなく自殺幇助となった被告人には1年の懲役と3年の執行猶予がつけられたのであった。

次は一体どのような裁判がイチケイを待ち受けているのであろうか。

第10話 あらすじ

入間は青山の実家を訪ねていた。犬のみちこの兄弟が生まれたお祝いであった。

その帰り、新しい事務所を立ち上げた青山は少しレアな国選弁護を担当することになったことを入間に伝えた。

翌日、駒沢が新しい案件を持ってきた。被告人が名無しの権兵衛の傷害事件で合議制で扱うという。

第1回公判。被告人の男性は素性を明かすことを拒否していた。弁護人にも素性を明かしておらず、過去を捨てたと答えるのであった。ただ、相性が「かんちゃん」であることだけは答えた。

坂間は企業法務のスペシャリストである青山が傷害事件を扱っていることに違和感を持っていた。

事件の概要は、被害者の17歳の少年の胸部を被告人がスパナで殴って怪我を負わせたと思われるというものであった。

少年たちがホームレスに投石事件を起こし、1回目に注意されたことに腹を立てた少年たちが再度投石事件を起こし、その際に追いかけた被告人に被害者は殴られたのではないかと考えられていた。

被告人は川でしじみをとり、丁寧に砂抜きをすることで売って生計を立てていた。

被告人は嘘が嫌いだと語り、被害者を法廷に呼んで欲しいと訴えるのであった。

第1回公判終了後、青山は被告人のアリバイを証明できそうだと語り、事件時刻に建設会社の部長の原口と会っていたという。その場で原口たちは飲食店の予約を取っておりそれでアリバイの証明になるはずだというのである。

青山は建設会社の部長の原口に証言をしてもらえるように依頼しに行ったが、原口は何かを隠すために証言を拒否するのであった。

入間は青山に尋ねた。青山は、「被告人は私の本当のお父さんです」と言い、冗談だとはぐらかした。その後ろ姿を何者かがカメラで撮影していた。

第2回公判。路上生活者に投石事件を起こした若者たちが検察側の証人として召喚された。被害者の朝倉は被告人にスパナで殴られたのは間違いないと証言した。

被告人は「嘘はダメだ。嘘を一生つき続ける覚悟があるのか」と詰め寄った。そして、それを静止しようとする刑務官を合気道らしき技で投げ飛ばすのであった。

入間は武術の心得があるのかと被告人に尋ねたが、被告人ははぐらかすのであったが、何かしらの嘘をついていることは明らかであった。

誰が嘘をついているのかが分からない状態に陥ってしまった。入間は恒例の職権を発動し、裁判所手動の捜査を宣言した。

第2回公判終了後、青山は明らかに被告人の正体を知っているようであったが、青山は被告人の正体が分からなくても判決は下せるはずだと言って口を割らないのであった。

再び建設会社の部長の原口に証言を聞きに行った駒沢と青山たちは原口が長期休暇を取っていたために会うことができなかった。その場に検察の城島が現れ、原口は雲隠れしたと語った。情報交換を行い、その建設会社は脱税事件の容疑のある会社の一つで、事件当日、原口が一緒にいたのは政治関係の人物とその建設会社の社長の的場ではないかということがわかった。そして、事件現場の河川敷の近くには的場行きつけの店があるということを城島は駒沢に伝えた。

一方、ホームレスの話を聞いていた入間と坂間たちは、被告人が多くの人助けを行なっていたことと、富山の方言らしき言葉を使っていたことを知るのであった。

救急隊の話を聞いた青山たちは、少年が被害を受けた時に何者かが救急処置をした可能性があるということを聞いたのであった。

富山に飛んだ入間たちは被告人の正体にたどり着く。富山の田舎の村の診療所で医師をしていた男性だということがわかった。道が遮断された時に処置をした妊婦を死なせてしまったことでその医師は失踪し、その医師を支えていた看護師が青山の母であったということであった。

入間はなぜ被告人は素性を隠そうとするのかを知るべきだと青山に伝えた。

第3回公判。

傍聴席には、青山の母の姿があった。青山の母を見て、被告人は驚きを隠せなかった。

青山は証人尋問で、被告人に名前を教えるように伝えた。被告人もついに観念したのか、自分の名前を述べた。御手洗しんいちと答えた被告人に青山はさらに問いかけた。17年前、子供を身籠った妊婦を助けられなかったことを尋ね、被告人は自分でなければ子供だけでなく母親の命も助けられたはずだと答えた。

「なぜそう思うのか」と尋ねた青山に、被告人は自分は医師免許を持っていないと答えた。被告人の父は医師であったが、被告人自身は家を手伝ってはいたものの医師免許は持っていなかった。

医師免許を持っていなかったが、無医村であった富山の村では頼りにされ本人も必死で勉強し村人の役に立っていたようであった。そして、青山の母親はそれに気づいていたという。

富山の村で無免許で医療行為をしたことは、すでに時効であったが、今回の事件の際に被告人の命を助けるために医療行為をしたようであった。青山になぜ医療行為をしたのかと尋ねられた被告人は、被害者の少年が17年前の赤子であったからだと語った。

その一連の話を聞いて、被害者は仲間に殴られたという真実を語り法廷から嘘がなくなり、真実が明らかになったのであった。

裁判後、酒を酌み交わす、青山と坂間であったが、青山はなぜ入間が中卒なのかをしっっているかと坂間に尋ねた。坂間は知らないと答え、青山は入間の実家が旅館を営んでおり産地偽装をしたことで裁判となった時に産地偽装をしていたという証言をし、高校を中退して法律家を目指したのだという。

一方、日高と話をしていた入間は、裁判官何年目かと尋ねられ10年だと答えた。地裁の裁判官の任期は10年であり、大抵の裁判官は再任されるが問題のある裁判官は再任されないという話を聞かされるのであった。

入間はどうなってしまうのだろうか。

最終話 あらすじ

入間は、弁護士に癒着したという疑いをメディアやネットで叩かれていた。誰かが入間を狙ってこの騒動を仕掛けたようであった。

元最高判事の日高は何やら入間に話をしたようであった。

その夜、坂間は入間に日高と話した内容を聞きに行くのであった。

翌日、イチケイでは、入間が裁判官の任期を終えて再任をされないのではないかという話になっていた。明らかに何か政治的な思惑があるように思え、入間に関わらせたくない何かがあるようであった。

入間が担当している裁判は、夜に自転車を漕いでいた大学生が7歳の女児と衝突し、その女児が意識不明の重体となっていたものであった。しかし、大学生は記録に残っていない工事が行われていたと主張しており、被告人である大学生の主張と食い違う部分があったため、入間は職権を発動し、捜査をしていたのである。

入間は、この案件が最後になろうといつも通りやると宣言し、捜査を開始するのであった。

夜に事件現場で捜査をしている時に複合施設と地下鉄の工事現場が近くにあることを発見し、その現場では過重労働が行われており、違法な深夜の工事が行われていた可能性もあるようであった。その時坂間が担当していたその地下鉄工事の事件と審理を併合し、裁判が行われることとなった。そこには大物政治家の2世議員が関わっていたり、巨額のを脱税を行っていた疑いのある建設会社が建設を担当していた。

併合審理1日目。建設会社の現場監督の弁護人には大物弁護士の江原がついており何やら不穏な雰囲気が漂っていた。地下鉄工事の事故の方の被告人の証言は、過重労働などしていないし、深夜に工事が行われていることもありえないということであった。

審理後、弁護士の江原は露骨とも思えるほどの圧力を入間にかけてきた。明らかに何か入間に捜査されたくないことがあるように感じられた。

併合審理2日目。建設現場の現場作業員は口裏を合わせたかのように、過重労働が行われていたことを否定した。建設現場で事故死した現場監督の本庄の母親が証言台に立ち、弁護人からの尋問を受けていた。母親は、上からの指示で違法な労働を行っていたという話を息子から聞いていたと主張したが、具体的な内容は分からず、証拠能力としては乏しいようであった。入間は職権を発動し、裁判所主導の捜査を開始した。

労働監督署では、告発はあったが調査をした結果、違法労働はなかったという判断をしていた。一方、地下鉄と一体化した商業施設側の話を聞きにいった入間たちは、納期を遅らせないように指示を出していたのは誰かという話を施設側に尋ねていた。そこに現れたの安斎代議士の秘書の田上はもちろん先生だと答えた。

秘書の田上は、代議士の安斎は出廷しても構わないと話し、何もなかった場合はただでは済まさないと言い放った。普段圧力に動じない入間であるが、今回は少し動揺をしているようであった。

仲間たちに影響が出るようであったら、どうであろうかということを考えているようであった。しかし、坂間たちは舐めるなと話し、入間に思う存分にやるように伝えた。

イチケイのメンバーは、雲隠れしている建設会社の人事部長の原口の所在を探すことともう1人の真実を知っている可能性がある人物に当たってみることにした。

入間と坂間が訪れたのは、本庄の自宅であった。2人が聞こうとしたのは、本庄の息子であった。本庄の息子はお父さんのことで息子しか知らない話がないかと尋ねた。すると本庄の息子は交換日記を持ち出した。

そして、入間は本庄の息子に一緒に戦ってくれないかと尋ねるのであった。

併合審理3日目当日。安斎議員が証言するということで、世間の注目を集めていた。傍聴席には、建設会社の人事部長の原口や本庄の同僚たちが呼ばれていた。

そして、審理が始まった。

証言台に立った安斎に尋問が行われた。

安斎は工事の遅れを取り戻すように信念を持って指示を出したと証言した。国民のためにこのプロジェクトが遅れることは受け入れられなかったと言った。続けて、工事を間に合わせるように指示は出したが、違法労働をやれとは指示を出していないし黙認もしていないと話した。そして入間に本当に違法労働があったのかと尋ねた。

次に証言台に呼ばれたのは、本庄の息子であった。ざわつく傍聴席であったが、入間は質問を始めた。本庄の父親は「女の子が自転車とぶつかって大怪我をした」と息子に話していたと本庄の息子は証言した。

そして、本庄はそのことを誰かに話しており、違法労働を労働監督署に報告していたのは本庄以外の誰かであることが検察より証言された。

入間は、本庄の息子の証言を皮切りに、傍聴席に語りかけ、建設会社の人事部長の証言を引き出すことに成功し、人事部長の原口は過重労働があったことを認めた。

裁判では、メインの建設会社の責任が認められ、裁判は終幕を迎えた。裁判後、安斎の元には東京地検特捜部が訪れ、建設会社の脱税からの金の流れが判明したと話した。

その後、安斎は、自分の秘書と父親を告発し、不祥事の幕引きを図った。また、自転車事故の被害者の女児も意識を取り戻したという。

そして、入間にはクビが伝えられたという話が駒沢から坂間に伝えられた。

坂間は最高裁判所に飛び込み、上層部に抗議した。入間は坂間に被害が及ばないように全責任を背負って裁判官のクビを受け入れたという。

そこに駆けつけたイチケイのメンバーは、入間のクビに抗議して、再考を迫った。

結果、入間は首の皮一つで解任を免れて、熊本に裁判官として赴任することになった。

熊本でも入間はらしさを発揮しそうである。

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