究極のスポーツ「アルティメット」へようこそ
フライングディスクで繋ぐ、究極のチームスポーツ。走力、跳躍力、持久力、そして投擲技術。すべてが求められるダイナミックな世界を、インタラクティブに探求しましょう。
7 vs 7
チーム構成
フィールドでプレーするのは7人対7人。チーム一丸となったパスワークが勝利の鍵です。
100m
フィールド全長
両端に18mのエンドゾーンを持つ広大なフィールドを、選手たちは縦横無尽に走り回ります。
~20万
世界の競技人口
世界中で愛されるグローバルスポーツ。日本国内の登録競技者も約5,000人にのぼります。
基本ルールを学ぶ
アルティメットは5つの基本ルールを覚えるだけで楽しめます。ここでは、インタラクティブなフィールド図と共に、試合の根幹をなすルールを解説します。
フィールド概要
フィールド (64m)
スピリット・オブ・ザ・ゲーム (SOTG)
アルティメットの魂とも言える「SOTG」。これは単なる精神論ではなく、スコアで評価される具体的な行動規範です。勝利よりも尊重されるフェアプレー精神の真髄に触れてみましょう。
1. ルールの知識と使用
ルールを正しく理解し、適用する。自身の有利になるようにルールを悪用しない誠実さが評価されます。
2. ファールと身体接触
危険なプレーを避け、不必要な身体接触を最小限に。常に相手の安全を意識する姿勢が求められます。
3. 公平性
正当な根拠に基づいてコールする。自身の反則を素直に認め、チームメイトの不当なコールを正す公平さが重要です。
4. ポジティブな態度と自己抑制
勝敗に関わらず、相手に敬意を払う。サイドラインを含め、常にポジティブな態度を保つことが評価されます。
5. コミュニケーション
相手の意見に耳を傾け、敬意ある言葉で対話する。円滑な問題解決を目指すコミュニケーション能力が鍵です。
スピリット賞
公式大会では試合後に互いのチームのSOTGを採点し、最も優れたチームに「スピリット・オブ・ザ・ゲーム賞」が授与されます。
アルティメットの4つの魅力
なぜこれほど多くの人々がアルティメットに夢中になるのでしょうか。そのダイナミックな魅力と、スポーツとしての奥深さを探ります。
ダイナミズム
数十mのロングシュート、ダイビングキャッチ、流れるようなパスワーク。観る者もプレーする者も魅了する華麗なプレーが満載です。
インクルーシブ
ノンコンタクトで安全性が高く、年齢・性別・体格を越えて誰もが楽しめる環境。人気の男女ミックス部門はその象徴です。
教育的価値
セルフジャッジを通して、自主性、協調性、尊重する心を育みます。2012年から中学校の体育授業にも採用されています。
国際性
「ワールドゲームズ」の正式競技であり、IOC加盟競技。将来のオリンピック採用も期待される世界的なスポーツです。
競技シーンを知る
大学から社会人、そして世界の舞台まで。ハイレベルな競技シーンを知れば、アルティメットの新たな一面が見えてきます。
大学アルティメット:群雄割拠のオープン部門
大学オープン部門(男子)は毎年激戦が繰り広げられます。近年は日本体育大学が強さを見せる一方、新たな王者が誕生するなど、勢力図は常に変化しています。下のグラフは近年の全国大会優勝校の変遷です。
さあ、アルティメットを始めよう!
興味が湧いたら、次は行動あるのみ。高価な道具は不要です。ディスク1枚あれば、誰でも気軽に始められます。
1. 必要な道具を揃える
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ディスク (必須)
世界公認のDiscraft社製「ウルトラスター」(175g)がおすすめ。約2,500円〜3,000円で購入可能です。
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シューズ
グリップ力のあるサッカースパイクなどが最適です。
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グローブ (任意)
グリップ力を高める専用グローブもありますが、まずは素手でも全く問題ありません。
2. 練習場所やチームを見つける
最も確実な方法は、地域のチームや練習会に参加することです。初心者歓迎のチームもたくさんあります。
探し方ステップ:
- 日本フライングディスク協会(JFDA)の公式サイトへアクセス。
- チーム検索機能で、活動したい都道府県を選択。
- 興味のあるチームを見つけ、連絡して見学や体験を申し込む。