当初の予定から2巻延長された理由

この「全23巻で完結」という情報は、作者の伏瀬先生が第18巻（2021年3月発売）のあとがきで自ら明かしたものです。当初は「残り3巻ほど」、つまり全21巻で完結する構想でした。

予定が変更された主な理由は、最終章である「天魔大戦」の物語が作者の想定をはるかに超えるボリュームになったためです。伏瀬先生は、物語の質を維持し、登場人物たちの活躍を丁寧に描き切るために、ページ数を増やす決断をしました。ファンにとっては、より濃密なクライマックスが楽しめる嬉しい延長と言えるでしょう。

結末は全くの別物になる可能性が高い

「転スラは完結した」という情報の多くは、Web小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていたWeb版が完結済みであることに起因します。しかし、ライトノベル版の結末はWeb版とは全く異なると断言できます。