【本ページはプロモーションが含まれています】

旧暦と新暦って何が違うの??いつから変更になったの??

スポンサーリンク



今年の節分は2月2日でしたが、そもそも節分とは旧暦の正月に近い時期だったようです。

学校の勉強や時代劇などで、昔の暦と現在の暦が違うことはよく知られていることだと思いますが、何がどう違うのか、いつから変わったかなどを知っている人は案外少ないかもしれません。

そこで今回は、旧暦と新暦について紹介していきます!!

旧暦・新暦とは

旧暦・新暦という言葉自体は聞いたことあるけれど、何となくしか分からないという人も多いと思います。一緒に言葉の意味を確認してみましょう。

旧暦とは

日本で旧暦といわれるものは、「太陽太陰暦」のことを言います。

太陽太陰暦は、古代中国で作られ、7世紀ごろに日本に伝わりました。

その後、何度も改良が加えられ、最後に旧暦として採用されていたのは、江戸時代末期から明治初期に使われていた「天保暦」というものです。

太陽太陰暦には、太陽と月のめぐりの両方が取り入れられており、月の満ち欠けで1ヶ月を計算します。

しかし、月が地球の周りを一周するのに掛かる日数が29.53日なので、1年を12ヶ月として考えると354日となり、現在使用されている太陽暦より11日短くなります。

このように月のめぐりだけで考えると、徐々に季節がズレていって、1月なのに気候が夏ということになってしまうことが起こり得ます。

そこで太陽太陰暦では、19年に7回くらいの頻度で閏月が入り、1年を13ヶ月として季節とのズレを解消していきます。

新暦とは

現在、日本を含め多くの国で採用されている暦は、「グレゴリオ暦」といわれる古代エジプトで開発されたものです。

太陽の動きを元に作られた太陽暦と言われる暦で、地球が太陽を一周する周期を1年と計算するので、季節の流れからズレることはありませんが、月の巡りとは無関係なので潮の満ち引きなどは分かりにくくなるのが難点です。

いつから変更になったのか

日本では、旧暦から新暦への移行が、明治5年から6年に年が変わる時に行われ、旧暦の明治5年12月3日が、新暦の明治6年1月1日になりました。

現在でもよく言われることですが、新暦ではおよそ1ヶ月季節が早くなり、旧暦の時期とズレるようになってしまったため、旧暦の日付で考えて日付を変えている行事もいくつかあります。

新暦旧暦の変換方法は?

現在、日本では公式の太陽太陰暦の計算が行われていないので、正式な旧暦での日付というものはわかりませんが、インターネット上には、いくつかの暦を変換できるサイトが、ありますので、そういったもので大体であれば調べることができます。

そもそも暦のルールってどういうものなの??

世界的に採用されているグレゴリオ暦では、閏年をいくつかのルールの中で定めて、1年ずつズレていく暦を調整しています。

日本では、節分などの二十四節気と暦の調整は「国立天文台」が行なっており、今年の節分が2月2日だったのも、国立天文台が昨年の2月に発表したものです。

知っているようで知らない暦の世界、気になる方はさらに、詳しく調べてみてはいかがでしょうか。

他にも記事を上げていくのでこちらも確認してみてください♪