みなさんも幼い頃のお風呂でお世話になったあろう「シャンプーハット」。現在は少し変化しているようです。
そこで今回は、「シャンプーハット」について紹介したいと思います。
シャンプーハットとは??
シャンプーハットとは、お風呂で頭を洗うときに、シャンプーやお湯が顔に掛かったり、目に入ったりすることを防ぐという、子ども向けの商品です。
「シャンプーハット」は、ピップエレキバンでも有名な企業であるピップが、1969年に開発した商品と言われているが、なぜか商標登録が行われておらず、各社が同じ名称を使ったことから、結果的に「シャンプーハット」という商品名が一般的になったようです。
波打った形状になっているのは、ピップの開発者が「トタン屋根を流れ落ちる雨」から思いついたようで、お湯を分散させる効果があると言われています。
より水を防ぐ方向への進化!!
シンプルな形がイメージとして浮かびがちなシャンプーハットですが、現在ではさまざまな形のものが販売されています。
形状も波打った形でなく、水を後ろに逃すような形状になっているものや、かぶるスタイルでないものなど、バラエティ溢れる形に進化してきています!!
逆転の発想によるリニューアル
ピップは「シャンプーハット」を1969年に発売して以来、形状の変更をしてきませんでした。
しかし、ここ数年は「シャンプーハット」の存在を知りながらも、あえて使わないという家庭も増え始めていました。
そんな中、浮かび上がってきたのは、子どもを早く水に慣れさせたいという親心だったようです。
そこで考えられたのが、「水嫌いを卒業する」というコンセプトの元、開発された「穴のあいた」「シャンプーハット」でした。穴なし、小さい穴、大きい穴と、3つの段階が準備されており、徐々に水に慣れていけるという形になっています。
閃いてしまえば、なるほどなと感じることも、その発想を思いつくまでに、どれだけの試行錯誤があることでしょうか。開発者や技術者の方々の努力には頭が下がります。時間をかけて当たり前になってきたイメージを壊して、新しい可能性を見つけ出すのは、簡単そうに見えて難しいと思います。
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