エジプトピラミッドの場所は1つじゃない！3大遺跡への行き方

エジプトピラミッド探検ガイド

エジプトのピラミッドはどこにある？

古代エジプトの象徴、ピラミッド。その壮大な建造物は1ヶ所だけではありません。このガイドでは、カイロ近郊に広がる3つの主要なピラミッド地帯をインタラクティブに探検し、あなたの旅に最適な場所を見つけるお手伝いをします。 [出典]

主要なピラミッド群は、首都カイロから日帰りで行ける「ギザ」「サッカラ」「ダハシュール」の3つのエリアに集中しています。下の地図上のエリア名をクリックすると、それぞれの詳細情報へジャンプします。この3つのエリアは「メンフィスとその墓地遺跡」として、一つの世界遺産に登録されています。

ナイル川

ギザ

サッカラ

ダハシュール

カイロ中心部からの位置関係を示した模式図です。

各ピラミッド地帯には、それぞれ異なる魅力と物語があります。下のタブをクリックして、ギザ、サッカラ、ダハシュールの世界を詳しく見ていきましょう。それぞれのエリアの代表的なピラミッドの高さをグラフで比較できます。 [出典]

約4500年前、クフ王、カフラー王、メンカウラー王のために造られた巨大な墓陵群。ピラミッドだけでなく、スフィンクスや葬祭殿を含む複合体「ピラミッド・コンプレックス」として、その威容を誇ります。建設技術の高さは驚異的で、現代の技術でも解明できない謎が多く残されています。

ピラミッドは、ある日突然ギザに現れたわけではありません。約100年の歳月をかけて、階段状から真の四角錐へと進化しました。この壮大な技術革新の物語を時系列で追いかけてみましょう。

ジェセル王と天才宰相イムホテプが、世界初の巨大石造建築「階段ピラミッド」を建設。すべての始まりの地。

スネフェル王が「屈折ピラミッド」での失敗を経て、初の「真正ピラミッド」である「赤いピラミッド」を完成させる。

スネフェル王の子、クフ王が父の業績を基に技術の粋を集め、史上最大の「大ピラミッド」を建設。ピラミッド建設の頂点を極める。

ピラミッド観光を120%楽しむために、知っておきたい実用情報をまとめました。最新の料金やアクセス方法、よくある質問をチェックして、スムーズな旅を計画しましょう。 [出典]

重要：多くのチケット売り場ではクレジットカード決済のみです。必ず持参してください。

カイロ市内からギザへの移動は、料金が事前に確定し、言葉の壁もないUberの利用が最も確実でストレスフリーです。

A: 暑さと混雑を避けるため、開場と同時の早朝が断然おすすめです。

A: 歩きやすい靴は必須。帽子、サングラス、日焼け止めも忘れずに。通気性の良い服装が快適です。

A: 不要な場合は「ラ、シュクラン（いいえ、ありがとう）」ときっぱり断る勇気が必要です。料金が発生するサービスは必ず事前に交渉・合意しましょう。