1 【2025年最新】相棒の視聴率を全シーズン徹底解説！亀山復帰後の推移と今後の展望は？

【2025年最新】相棒の視聴率を全シーズン徹底解説！亀山復帰後の推移と今後の展望は？

『相棒』最新シーズンの視聴率速報！season23の結果とseason24の滑り出し

国民的刑事ドラマとして長年愛され続けている『相棒』。その人気を測る指標の一つである「視聴率」は、多くのファンが気になるところではないでしょうか。特に、初代相棒・亀山薫の復帰で大きな話題を呼んだ近年、その数字はどのように推移しているのでしょう。

ここでは、まず最も新しい情報であるseason23の最終結果と、始まったばかりのseason24の滑り出しについて、具体的な数字を交えながら詳しく解説していきます。シリーズの「今」を知ることで、これからの展開への期待も一層高まるはずです。

season23 全話の視聴率一覧と平均視聴率の最終結果

結論として、2024年10月から2025年3月にかけて放送された『相棒 season23』の平均世帯視聴率は**10.54%**でした。

これは、亀山薫（寺脇康文さん）が特命係に復帰してから2シーズン目にあたるシリーズです。初回の世帯視聴率は12.6%と好スタートを切りましたが、その後は10%前後で推移し、最終回は10.8%で着地しました。シーズンを通して最も高かったのは初回の12.6%、最も低かったのは第16話の9.5%です。

残念ながら、この10.54%という平均視聴率は、これまでの全23シーズンの中で最も低い数字となります。長年シリーズを応援してきたファンにとっては、少し寂しい結果に感じられるかもしれません。

以下に、season23の全話視聴率をまとめましたので、シーズン全体の流れを振り返ってみましょう。

放送回	放送日	世帯視聴率	個人視聴率
1話	10/16	12.6%	7.0%
2話	10/23	11.2%	6.4%
3話	10/30	10.7%	5.9%
4話	11/6	10.4%	5.7%
5話	11/20	10.4%	5.8%
6話	11/27	10.6%	6.1%
7話	12/11	9.8%	5.5%
8話	12/18	10.4%	5.8%
9話	2025/1/1	11.3%	6.5%
10話	1/8	10.4%	5.8%
11話	1/15	10.2%	5.8%
12話	1/22	11.1%	6.1%
13話	1/29	9.7%	5.6%
14話	2/5	10.4%	5.9%
15話	2/12	10.0%	5.9%
16話	2/19	9.5%	5.3%
17話	2/26	10.7%	6.4%
18話	3/5	10.1%	5.9%
最終回	3/12	10.8%	6.3%
平均	–	10.54%	5.98%

視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区のものです。

この表からもわかるように、シーズンを通して安定はしているものの、かつてのような15%を超える高い数字を記録する回は見られませんでした。この数字が何を意味するのか、後の章でさらに深く掘り下げていきます。

亀山薫復帰2年目！season22の視聴率を振り返る

season23の結果をより深く理解するために、その一つ前のシーズンである『相棒 season22』の数字と比較してみましょう。

season21 (2022年) 平均視聴率: 13.3%
season22 (2023年) 平均視聴率: 11.2%
season23 (2024年) 平均視聴率: 10.5%

このように、亀山薫が約14年ぶりに復帰し、世間を大きく沸かせたseason21の平均13.3%から、season22では約2.1ポイント、season23ではさらに約0.7ポイントと、視聴率は下降傾向が続いています。

この背景には、亀山薫復帰という大きなイベントによる「ご祝儀相場」が落ち着き、シリーズが新たな視聴率の基準点を探っている段階にあると考えられます。season21は、復帰への期待感から多くの視聴者がリアルタイムで注目しましたが、その熱が一段落したseason22以降は、物語の魅力そのもので視聴者を惹きつけ続けるという、真の実力が問われるフェーズに入ったと言えるでしょう。

最新作season24の初回視聴率は？前シーズンからの変化を分析

そして、ファン待望の最新作『相棒 season24』が2025年10月15日からスタートしました。その注目の初回視聴率は、世帯10.4%、個人**6.1%**という結果でした。

この数字は、前作season23の初回視聴率12.6%から、実に2.2ポイントも下回る厳しい滑り出しです ¹。通常、新シーズンの初回は、番宣などの効果もあり期待値が最も高まるため、視聴率が跳ね上がる傾向にあります。しかし、season24の初回は、season23の平均視聴率（10.54%）とほぼ同じ水準にとどまりました。

これは、いわゆる「初回ブースト」の効果が見られなかったことを示唆しています。長年の固定ファンは引き続き視聴している一方で、前シーズンから離れてしまった層や、新しい視聴者を呼び戻す力が弱まっている可能性が考えられます。国民的ドラマ『相棒』が、新規ファンの獲得という大きな課題に直面していることを示す、象徴的な数字と言えるかもしれません。

歴代全シーズンの「相棒」視聴率を完全網羅！20年以上の歴史を数字で振り返る

最新シーズンの動向を把握したところで、次は視点を大きく広げ、『相棒』が歩んできた20年以上の壮大な歴史を視聴率という切り口で振り返ってみましょう。

プレシーズンから始まったこのドラマが、いかにして社会現象と呼ばれるほどの人気を獲得し、そして現在に至るのか。その栄枯盛衰の物語を、具体的な数字と共に辿っていきます。

驚異の20%超え！視聴率の黄金期はいつだったのか？

『相棒』シリーズの歴史上、最も輝かしい視聴率を記録した「黄金期」、それはseason9（2010年10月～2011年3月放送）です。

このシーズンの平均世帯視聴率は、なんと**20.4%**という驚異的な数字を叩き出しました。現在のテレビ業界では考えられないほどの高視聴率であり、まさに『相棒』が社会現象となっていたことの証明です。

この黄金期を支えたのは、二代目相棒・神戸尊（及川光博さん）です。初代・亀山薫の熱血漢スタイルとは対照的な、クールで知的な神戸のキャラクターが、亀山時代からのファンを惹きつけつつ、新たな視聴者層の獲得に成功しました。杉下右京と神戸尊、二人の絶妙な距離感と緊張感のある関係性が、物語に新たな深みを与え、多くの視聴者を夢中にさせたのです。

全23シーズン平均視聴率推移一覧表

それでは、『相棒』が歩んできた20年以上の歴史を、全シーズンの平均視聴率一覧表でご覧ください。この一つの表の中に、シリーズの上昇、絶頂、安定、そして変化の全てが凝縮されています。

シーズン	放送期間	平均世帯視聴率
season1	2002年10月～12月	13.3％
season2	2003年10月～2004年3月	13.1％
season3	2004年10月～2005年3月	13.2％
season4	2005年10月～2006年3月	14.8％
season5	2006年10月～2007年3月	16.1％
season6	2007年10月～2008年3月	16.0％
season7	2008年10月～2009年3月	18.1％
season8	2009年10月～2010年3月	17.7％
season9	2010年10月～2011年3月	20.4％
season10	2011年10月～2012年3月	16.6％
season11	2012年10月～2013年3月	17.3％
season12	2013年10月～2014年3月	17.4％
season13	2014年10月～2015年3月	17.4％
season14	2015年10月～2016年3月	15.3％
season15	2016年10月～2017年3月	15.2％
season16	2017年10月～2018年3月	15.2％
season17	2018年10月～2019年3月	15.3％
season18	2019年10月～2020年3月	14.8％
season19	2020年10月～2021年3月	15.0％
season20	2021年10月～2022年3月	13.5％
season21	2022年10月～2023年3月	13.3％
season22	2023年10月～2024年3月	11.2％
season23	2024年10月～2025年3月	10.5％

相棒別で見る視聴率の変遷：亀山・神戸・甲斐・冠城の時代を比較

『相棒』の歴史は、杉下右京の隣に立つ「相棒」の歴史でもあります。それぞれの相棒が持つ個性やキャラクターが、シリーズのカラーを決定づけ、視聴率にも大きな影響を与えてきました。ここでは、歴代相棒たちの在任期間ごとに視聴率を分析し、それぞれの時代を振り返ります。

初代・亀山薫（寺脇康文）期 (S1-S7): 平均約15.6%
- 【成長期】 シリーズの礎を築いた時代です。右京の論理と亀山の情熱という対照的な二人が、時にぶつかり、時に支え合いながら信頼関係を築いていく姿が多くのファンを生み出しました。視聴率はシーズンを重ねるごとに右肩上がりに成長し、国民的ドラマへの道を切り拓きました。
二代目・神戸尊（及川光博）期 (S8-S10): 平均約18.2%
- 【黄金期】 前述の通り、シリーズの頂点を極めた時代です。警察庁から送り込まれたスパイという出自を持つ神戸と右京の、知的でスリリングな関係性が視聴者を魅了し、平均視聴率20%超えという金字塔を打ち立てました。
三代目・甲斐享（成宮寛貴）期 (S11-S13): 平均約17.4%
- 【高値安定期】 若き熱血漢・カイトの登場により、シリーズに新たな風が吹き込まれました。最終回で逮捕されるという衝撃的な結末は多くのファンに衝撃を与えましたが、彼の在任期間中は平均17%台という極めて高い視聴率を維持し続けました ³。これは、当時のシリーズが持つ地力の強さを物語っています。
四代目・冠城亘（反町隆史）期 (S14-S20): 平均約14.6%
- 【緩やかな下降期】 法務省出身のキャリア官僚という異色の経歴を持つ冠城は、歴代最長の7シーズンにわたって相棒を務めました。彼のスタイリッシュなキャラクターはシリーズの人気を長期間にわたって支えましたが、テレビ業界全体の視聴率低下の波もあり、数字は緩やかに下降していきました。
亀山薫（復帰）期 (S21-S23): 平均約11.7%
- 【再起と再調整期】 初代相棒の電撃復帰は大きな話題となりましたが、視聴率は厳しい状況が続いています。これは、シリーズが新たなファン層の開拓と、長年のファンを繋ぎとめるための新たな魅力を模索している、まさに「再調整」の時期にあることを示しているのかもしれません。

なぜ？『相棒』の視聴率が低下している3つの根本的な理由

『相棒』の視聴率が全盛期に比べて低下しているのは、数字が示す通り事実です。しかし、その原因を単純に「人気が落ちたから」と結論づけるのは早計です。

その背景には、テレビ業界全体を揺るがす構造的な変化や、視聴者のライフスタイルの多様化、そして長寿シリーズならではの宿命ともいえる課題が存在します。ここでは、視聴率低下の根本にある3つの理由を掘り下げていきます。

テレビ業界全体の構造変化：リアルタイム視聴から配信サービスへ

まず最大の理由として挙げられるのが、テレビ業界全体の地殻変動です。特にコロナ禍以降、NetflixやU-NEXTといった動画配信サービス（VOD）の利用者が急増し、地上波テレビをリアルタイムで視聴する人は全体的に減少傾向にあります。

かつてはテレビ局の収益の柱であったCM広告収入も、TVerなどの見逃し配信サービス経由の収入へと重要性がシフトしています。つまり、『相棒』の視聴率低下は、作品単体の問題というよりも、人々が映像コンテンツを消費する方法そのものが根本的に変わってしまったという、大きな潮流の中に位置づけられるのです。

視聴スタイルの多様化と「若者のドラマ離れ」

メディア環境の変化と密接に関係しているのが、視聴スタイルの多様化です。ある調査によれば、20代の約3割は連続ドラマを全く見ず、1週間のドラマ総視聴時間は50代のわずか6割程度にとどまるというデータもあります。ドラマを見ない理由としては、「毎週決まった時間にテレビの前に座るのが面倒」「自分の好きなタイミングで見たい」といった声が多く挙げられています。

これは、リアルタイム視聴率という指標そのものが、現代の視聴実態を正確に捉えきれていないことを意味します。録画機器の普及によりCMをスキップして視聴したり、TVerなどの見逃し配信で後から楽しんだりするスタイルは、従来の視聴率には反映されません。したがって、数字上の「低下」が、必ずしも人気の「低下」と直結するわけではない、という新しい視点が不可欠です。

長寿シリーズならではの課題とは？

最後に、20年以上にわたって続く長寿シリーズならではの課題も無視できません。主演の水谷豊さんが70代を迎え、シリーズが成熟期にあることは、長年のファンにとっては魅力である一方、新しい視聴者が途中から物語に入ってくる際の「参入障壁」にもなり得ます。

膨大な過去のエピソードや登場人物の関係性を知らないと楽しめないのではないか、という心理的なハードルが、新規ファンの獲得を難しくしている側面は否めません。長年のファンを飽きさせない安定感と、新しいファンを惹きつける斬新さ。この二つの要素のバランスを取り続けることは、どんな長寿シリーズにとっても永遠の課題なのです。

視聴率だけでは測れない！配信で見る『相棒』の本当の人気

ここまで視聴率低下の背景を分析してきましたが、それでは『相棒』の人気は本当に衰えてしまったのでしょうか。答えは、断じて「ノー」です。

その証拠は、リアルタイム視聴率という古いものさしでは測れない「配信」の世界にあります。TVerやTELASAといったプラットフォームで叩き出されている驚異的な数字こそが、『相棒』が今なお絶大な人気を誇る「現役」のコンテンツであることを何よりも雄弁に物語っています。

TVerでの見逃し配信再生数は180万回超え！

見逃し配信サービス「TVer」において、『相棒』は他のドラマを圧倒する再生数を記録しています。

例えば、『相棒 season22』の元日スペシャルは、放送後の見逃し配信で1,858,460回も再生されました。また、『season20』も配信期間内に累計で502万回再生という記録を残しています。

一般的に、連続ドラマの初回放送の見逃し配信が100万回を超えると「大ヒット」としてニュースになることからも、『相棒』が記録する数字がいかに驚異的であるかがわかります。これは、リアルタイムでは視聴できなかった、あるいは録画の習慣がない若い世代を含む非常に多くの視聴者が、配信という形で『相棒』を積極的に楽しんでいる強力な証拠です。

TELASAでは累計1.4億回再生！熱心なファンが支える盤石な基盤

さらに驚くべきは、テレビ朝日系の動画配信プラットフォーム「TELASA（テラサ）」での実績です。

TELASAでは、過去の全シーズンや劇場版、配信オリジナルエピソードなど400本以上が配信されていますが、その『相棒』シリーズ全体の総再生回数は、なんと合計で1.4億回を突破しているのです。

この1.4億回という数字は、単なる見逃し視聴の数ではありません。これは、多くの熱心なファンが、好きなエピソードを何度も繰り返し鑑賞していることを示しています。『相棒』は一度見たら消費されるコンテンツではなく、ファンにとっていつでも立ち返ることのできる「資産（ライブラリ）」となっているのです。

この事実は、テレビ朝日にとっても極めて重要です。地上波の視聴率が変動しても、配信サービスで安定した収益を生み出す『相棒』は、局にとって非常に価値の高いキラーコンテンツであり、シリーズを簡単に終了できない強力な経営的理由にもなっています。

他の人気ドラマと徹底比較！『相棒』の視聴率は高い？低い？

『相棒』の視聴率が、現在のテレビドラマ界全体の中でどのような位置にあるのかを客観的に評価するため、他の人気シリーズと比較してみましょう。

自身の全盛期と比べると数字は下がっていますが、他作品と横並びで見ることで、『相棒』がいかに健闘しているかが明確になります。

『ドクターX』『科捜研の女』など国民的ドラマとの視聴率比較

テレビ朝日は『相棒』以外にも多くの人気長寿ドラマを抱えています。その代表格である『ドクターX～外科医・大門未知子～』や『科捜研の女』と比較してみましょう。

ドラマ名	近年のシーズン	平均世帯視聴率
相棒	season23 (2024)	10.54%
相棒	season22 (2023)	11.18%
相棒	season21 (2022)	13.34%
ドクターX	第7期 (2021)	17.7%
ドクターX	第6期 (2019)	18.48%
科捜研の女	season24 (2024)	7.25%

データは¹などを基に作成

この表からわかるように、『ドクターX』は平均18%前後を記録する別格の「お化け番組」です。しかし、もう一つの国民的ドラマである『科捜研の女』が近年7%台で推移していることを考えると、『相棒』が維持している10%台という数字は、依然として極めて高い水準にあると言えます。

テレビ朝日「水曜9時」刑事ドラマ枠における立ち位置

『相棒』が放送されているテレビ朝日の「水曜21時」は、数々の名作刑事ドラマを生み出してきた伝統ある看板枠です。この枠で放送される他の作品と比較すると、『相棒』の「王様」としての地位がより鮮明になります。

『相棒 season23』 (2024年秋冬): 10.54%
『特捜9 final season』 (2025年春): 8.06%
『刑事7人 season9』 (2023年夏): 9.81%

このように、同枠の他の人気シリーズと比較しても、『相棒』は最も高い視聴率を記録しています。シリーズの数字は全盛期よりは低下しているかもしれませんが、テレビ朝日の看板枠を支えるトップランナーとしての役割は、今も変わらず果たしているのです。

『相棒』はいつまで続く？水谷豊の発言から探るシリーズの未来

視聴率の動向を踏まえ、多くのファンが最も気にしているのは「『相棒』は一体いつまで続くのか？」という点でしょう。

ここでは、主演・水谷豊さんの発言や制作陣の動向から、シリーズの未来を探ります。結論から言えば、その未来は非常に明るいものです。

主演・水谷豊が語る「まだ終わらせるわけにはいかない」理由

シリーズの継続において最も重要なのは、主演である水谷豊さんの意志です。そして、その意志は極めて固いようです。

ある制作関係者によると、水谷さんは最近「まだ『相棒』を終わらせるわけにはいかない」という強い信念を持っていると語っています。その背景には、単に作品を続けたいという想いだけでなく、具体的な目標があるようです。それは、三代目相棒・甲斐享を演じた成宮寛貴さんを、再び『相棒』の世界に復帰させたいという強い希望です。

このエピソードは、シリーズが惰性で続いているのではなく、主演俳優の中に新たな物語を紡ぎ出そうという熱い情熱と明確なビジョンがあることを示しています。ファンにとって、これほど心強く、期待の膨らむ話はないでしょう。

season24の制作決定！今後の展開とファンの期待

ファンの期待に応えるように、『相棒 season24』の制作は正式に決定しており、すでに放送が始まっています。

さらに、シリーズの生みの親である脚本家・輿水泰弘氏は、今後の構想として「亀山くんが特命係に来る前に在籍し、辞めていった7人の元係員の話」に言及したこともあります。右京を恨んでいるかもしれない彼らが登場し、右京の命を狙う…そんなスリリングな展開が実現するかもしれません。

このように、制作陣の中にもまだまだ描きたい物語のアイデアが豊富にあることが伺えます。過去の設定を掘り起こし、新たな物語を生み出す。こうしたクリエイティブな活力が尽きない限り、『相棒』の歴史はこれからも続いていくはずです。

まとめ：数字で見る『相棒』の現在地とこれからの展望

この記事では、「相棒視聴率」をテーマに、最新シーズンから歴代シリーズ、そして未来の展望までを徹底的に解説してきました。最後に、ここまでの内容をまとめてみましょう。

視聴率の現状
- 『相棒』のリアルタイム視聴率は、テレビ業界全体の構造変化や長寿シリーズならではの課題により、全盛期に比べて低下傾向にあるのは事実です。season23の平均視聴率は10.54%と、歴代で最も低い数字となりました。
配信での絶大な人気
- しかし、その人気はTVerやTELASAといった配信サービスに移行しています。TVerでの180万回を超える再生数や、TELASAでの累計1.4億回再生という驚異的な数字が、コンテンツとしての揺るぎない価値を証明しています。
相対的な立ち位置
- 他の人気刑事ドラマと比較しても、依然としてトップクラスの成績を維持しており、テレビ朝日の看板番組としての地位は盤石です。
シリーズの未来
- 主演・水谷豊さんの「まだ終わらせるわけにはいかない」という強い意志と、制作陣の尽きない創作意欲により、シリーズの未来は明るいと言えます。season24の放送も決定しており、私たちはこれからも杉下右京と彼の相棒の活躍を見守ることができます。